The Best Selection of My Photos...
Die Galerie

新世紀都市
ベルリンのソニーセンター
新しい世紀を迎え、前夜の後始末をしていたベルリンへやって来た。何となく訪問回数が嵩んでいる-“漂泊の航跡”参照-のだが、訪れる都度、少しずつ場所をずらしながら建設ラッシュが続いている。
建設ラッシュの主要な要因は、“分断国家”の歴史が終わり、新たなドイツ連邦共和国首都に選ばれたため、化粧直しをしていることと、取り壊された“壁”の跡に新たな建物などを建てているためである。
嘗ては“壁”だった辺りが、見事にショッピングエリア化していたが、その中でもソニーセンターは愕きだった。硝子張りの建物で一帯が囲まれていて、広場状になっている辺りにサーカスのテントのような型をした硝子の天蓋が覆い被さっている。宇宙に人工都市を築くなら、多分こういう雰囲気になるのだろうか、などと想像が膨らんだ。
特段用事は無かったが、角度を変えつつ、新世紀の新首都に登場した硝子の天蓋を眺めていた…


BACK