2001年10月　奥州の旅…

仙台を訪ねようと思い立ったのは、実は随分以前のことだった。心惹かれる伊達政宗縁の、東京以北の本州で最大の街というものへの興味は尽きなかったが、極めて個人的次元の話しで、少し真面目に「何時か行こう!」という気持ちは常に持っていた。実は職を得た弟が、この仙台の郊外に住み始めたのだった…こうなってしまうと、何かの折に「○○というのが有名だね」という具合にさらりと話題にして済む話しではなくなる… そうして4年以上が虚しく過ぎ、遂に仙台訪問を実行に移す時がやって来た… 地元稚内で初雪が観測された直後からの、“遅ればせ”の“夏季休暇”を利用しての旅行である…例によって妙なプランとなった… 奥州の歴史に思いを馳せながら列車に揺られ、駅弁を喰らい…そんな旅へご案内しよう…

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